仮組み後の工程 ①
前回の続きでもありますが今回はEVOコンプリート車両をご契約されたお客様共通の作業になります。
仮組み後は塗装やボルトなど各パーツのメッキ、エンジンオーバーホールとなります。
全部の工程を載せると書き切れないほどの文章と画像になってしまいますので一部とはなりますが
ご紹介させていただきます。
EVOを中古で買うのももちろんいいのですが、20年〜30年前の車両になるのでエンジンはオーバーホール、またはエンジン内部の点検をされた車両を購入することをお勧めいたします。ヤフオクなどにでている格安車両を販売されている業者がいますが、そちらで購入されたお客様のお話を伺ったらここでは公開できない内容でした。エンジンオーバーホールして販売されているショップは多数ありますのでショップ選びも慎重に!!!
長くなりましたが早速ご紹介させていただきます。

エンジンはどんどんバラシ状態のチェックから入り
カーボンをしっかり落としていきます。


バルブのすり合わせもしていきます。


タペット内もばらし状態のチェックをしていきます

カムベアリングは全ての車両交換していきます。
ちなみに高年式EVOのベアリングは交換をおすすめいたします。
前期EVOのカムベアリングはニードルがびっしり入っていますが後期EVOはなぜがニードル数が少なく耐久性に欠けたベアリングが使用されています。(破損は後期EVOが多数)
ちなみに97年EVOは避けた方がいいです。クランクが、、、全ては書きませんが長く乗るなら腰下もあけてください。
ちなみに今回の車両は後期EVOでした。
交換前と交換後の写真をみればわかると思います。


次にミッションもバラしてギアのチェック


EVOの車両に関しまして比較的ミッション内部は、そこまで大きな破損やギアの摩耗も少ない方です。ショベル に比べると全然状態良好です!
次のBLOGは塗装とカムのエンドプレイ調整となります。
ご検討されているお客様はご覧ください。